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旅先の食事:09年9月チュニジア・トルコ旅行編

旅先の食事09年9月、チュニジア・トルコ編です。

この旅行はちょうどラマダンにあたり、チュニジアでは結局昼食を食べませんでした。
外国人観光客向けのお店に行けば食べれたんですけど、自然体だと・・・(お水は隠れて飲みましたけど)
別に我慢したわけではないんですけどね。そのため昼食は最後にトルコで食べたのみ。

但し断食が明ける、夕暮れのアザーンを食事を目の前にして「待て」の状態で待ってから
食べる夕食は、食べ物の有り難みを再認識させてくれました。


あまり私はちまきが好きではないのだが、嘉興はちまきが名物ということで上海へ戻る車内で食す(わかりづらいけどゆで卵の右側にある物体)。駅の売店で買ったものだが、確かに美味い!ただ私としたことか、中国に来ておきながらこれしか食べなかったのは不覚! トルコ、イスタンブールの住宅地の中のパン屋さんで焼きたてのエクメックを購入。フランスパンタイプのパンなんですが、これがパンとはこんなに美味いものかと思うほど美味しいものだった。わたし史上でもサマルカンドで食べたナンに次ぐかと思うほど。
チュニジア最初の食事はスファックスの町で取ったものの、すられたカメラにしか残っていなかったため画像がなし。ファーストフードスタイルのお店で硬い肉をパンで挟んだハンバーガーチックなものに、カチカチに硬いポテトの付け合わせといったわびしい食事・・・
チュニジア滞在2日目の夕食は古都ケロアンで。中東でよく見るグルグルチキンにパサパサポテトと...
右の激まずいトマトソースをぶっかけたけのマカロニしかありつけなかった・・・ スープも冷めて不味い・・・。ラマダン中は日が暮れて食べることを許されるのをみんな待っているわけで、早番とか遅番とかもなく一斉に食べるせいか、それを逃すと残り物しか無くなってしまう。
スースの町で朝食用にパンを購入。チュニジアのパンも小麦の味がして美味しかった。 チュニジア滞在三日目の夕食は、チュニスのローカルが集う食堂で、断食明けのアザーンを待って文字通り“breakfast”に当たるイフタールの食事。左側は北アフリカ版餃子とも言われるブリック。パリパリした皮が香ばしく、空腹ということもあって一気に平らげた。
クスクス
断食明けには必ず胃に優しいスープを取るらしく、あらかじめスープだけはテーブルに用意されてあった。この時点でアザーン5分前くらい。この後どやどやと入ってきて席が埋まった。 メインは魚のクスクス。魚や具は美味しかったのだが、肝心のクスクス本体はややべちょっとして、味もトマト味が濃厚すぎな感がして私好みではなかった。
ホテルの朝食。日が昇った後に食べるので別館でこっそり食べる。パンとコーヒーの至ってベーシックな朝食。 チュニス最後の夜はちょっといい店でイフタールセットメニューを。やはり最初はスープ。空腹に染み渡る・・・何杯でも食べれそうなくらい美味しい。
チュニジアのタジン
こちらのブリックはちょっとお上品。でも味でいったら前日食べた方が美味しかったかな。 タジン。モロッコのタジンとは同じ名前でも似ても似つかぬ料理。これはこれで美味しいけど・・・
メイン1皿目。魚。なんという種類だろう?スズキ系?日本人的にはなんだかホッとする一皿で平らげました。 メイン二皿目は牛のヒレカツマッシュルームソースがけ。ちょっとおフランスらしさも味わえてなかなか。
デザートにはメロンのムース。これで15Dと勘定は前日の倍だったがチュニジア最後の晩餐としては満足のいく気分になれた。 チュニスの空港で、余ったディナール全て出し(少々足りなかったけどおまけしてもらい)食べたクロワッサンとカフェオレ。温かいクロワッサンにカフェオレが合います。最後によい思い出!
チュニジアでお世話になったミネラルウォーター達。かなりブランドにより味が違います。 トルコ・イスタンブールでもイフタールセット。スープにサラダにパンと・・・
鶏のケバブにピラフ。チャイハネのような所だったこともあり、味は期待を下回るものでも上回るものでも無かった 最後にチャイ。渋い原液を飽和砂糖水にしてトルコに来たことを実感します。
町歩きに疲れたらフレッシュオレンジジュース 宿の朝食。ブルーモスクを眺めながら屋上のテラスで取る朝食は最高です。
今回の旅行で初めてまともに昼食を食べてしまいました。7TLのセットメニュー。 鶏肉と・・・
トルコらしい茄子の煮込みに ピラフが付きます。庶民的な気軽な食堂といった趣のレストランだったけど、どれも美味しすぎ。但し断食の禁を破った罰が当たったか、お昼食べる事にもはや身体が慣れなくなったか、食べ過ぎ感で気分が悪くなりました。
夜、断食明けの振る舞いイフタールがモスクやフェリーターミナルで配られます。本来は貧しい人に施される位置づけのものでしょうけど、どう見ても中流のおっさんも並んでいます。エミノニュ桟橋近くのこのテントを覗くと、お前も喰えと腕を引っ張られ、もう列も無くなりかけだったこともあり悪いなと思いつついただいちゃいました。 発泡スチロールのトレーにスープ、煮込み、パン、水とシロップがけされたクッキーのようなデザート(但し意外としつこくなかったです)。どれも無料施しとは思えないうまさ。
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