昨夜は遅かったので朝も遅めに起き、ドーナッツ・ワッフル・コーンフレークのいかにもアメリカンな朝食を食べてアメリカに来たことを実感する。昨日は夜でよく分からなかったが、アイダホフォールズの町はこぢんまりした、なかなか雰囲気のよい町である。ディスカウントストアのウォールマートを見つけ、クーラーボックスや飲み物などを購入。しかも安い！特にアウトドアグッズなどは本当に安い。公園内でもアウトドアグッズは一通り揃っているがここでそろえた方が選択肢が広いし値段も安くすむ。準備そろった所でいざイエローストーンへ向け出発。ここからはインターステーツ15を離れて一般道（USルート２０）を北東に向けて進む。
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| アイダホフォールズを出てしばらくは畑か牧草地か広がる |
やがて針葉樹林へと植生が変わる |
アイダホフォールズを出て３時間ほど畑、牧草地、森林の中を走って峠を一つ越えると、イエローストーン国立公園のゲートウエイであるウエストイエローストーンの町に到着。ここは公園への門前町のような感じの町だ。案内所の他、宿、食堂、果ては熊牧場などなど聖なる公園と対する俗の世界が交差点の付近の狭い空間にひしめき合っている。ここでしばらく休憩して入園。
グランドティトンと共通の入園料２０ドル（車１台当たり１週間有効）を払い公園の西口から入る。しばらく行くと山というか谷全体の木が立ち枯れているエリアに入る。１９８８年の大規模な山火事で燃えてしまった名残だが回復も自然に任せてあるので、そのままにしてある。
イエローストーン国立公園は四角が二つ並んだような８の字型に道路が走り、東西南北のゲートから伸びている道に８の字が結ばれている。（下のへたくそな略図参照）
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| 当たり前だが護岸工事されていないので実に川が川らしい |
山火事のあと。再生も自然任せ |
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イエローストーン国立公園略図
８の字状にループが二つあり、東西南北にあるゲートとループが結ばれている。
略図で赤印で示したのが宿泊施設や商店などが揃った
「ビレッジ」
１日目はウエストイエローストーンから入りキャニオンに宿泊 |
| マディソンとノリスの間にあるＧｉｂｂｏｎ Falls |
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マディソンからノリスまでは峠越え（といっても道幅は広いのでストレス無く運転できる）で途中滝などを見る。ノリスでは熱水現象を見ることが出来る。多様な形、色、規模の間欠泉や熱水池などを遊歩道から見学。ノリスはイエローストーンの中でも新しく熱水現象が始まったそうだ。
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| 不気味な青さの熱水池 |
間欠泉 |
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| ノリスの温泉域の眺め |
ノリスの温泉域を見終わってキャニオンビレッジまで行く。ビレッジとは宿泊施設やレストラン、商店、博物館などの施設がある場所で、キャニオンのビレッジは公園内でも比較的規模が大きい。商店も中型スーパーマーケット位あり、土産物から野菜、カップラーメン、釣り具その他各種アウトドアグッズが揃っている。ここのカフェテリアで夕食を取る。今日の宿はこのビレッジの隣にあるキャビンだ。キャビンとは簡素な部屋が森の中に散在している形の宿泊施設。日が暮れるとすることないので眠る。
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