2004年10月 韓国旅行 | |||
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春川
春川 目を覚ましてなおしばらく揺られて終点の春川着。駅前がいきなり軍事基地の壁で監視塔からサーチライトであたりを照らしている他は真っ暗。商店もシャッターを降ろした数軒があるだけ。バスは来る気配なく、タクシーも乗るのにもしばらく並ぶようなかんじだ。あまりの暗さに中心部まで歩いて出るのはあきらめおとなしくタクシーで中心部のミョンドンに向かう。中心地にミョンドンという名前を付けてしまうあたりが××銀座と名付けるような田舎センスでなかなかよろしい。但し、意外に栄えていてひなびた感じではない。さてここ春川は冬のソナタのゆかりの地ということで、地球の歩き方にもロケ地点が地図に載っている。数年前ならあり得ない事態だ。中心部のミョンドンにもそういったスポットがあるらしく記念撮影しているカップルや台湾からの団体旅行客が目に付いた。(時間のせいか日本人観光客には遭遇せず)
さてさて春川に来た目的は、ダッカルビ!要するに鶏肉の辛味鉄板焼きなのだが、計画段階で無性に食べたくなってしまい、どうせ食べるなら本場でと言うわけでやってきたのだ。中心部ミョンドンから筋一つ入った所にダッカルビ店が集中している。適当な店に入って食す。唐辛子味噌と鶏肉の淡泊さがよくマッチしていて美味い。かなりの分量があったが締めのマッククス(そば粉の冷麺)まで平らげてしまった。 お腹が一杯になってあとは今宵の宿探しである。旅館は中心部には少なく以前市外バスターミナルがあった場所(現在は移転)に集まっているようだ。これは春川駅に着く前の列車の車窓からも確認済みなのでその方向に向かって歩く。途中何軒か旅館があったので覗いてみたがシャワーしかない汚い部屋なのに週末だから3万ウォンだなんて言われたりしたものだから、取りあえず旅館が集中しているエリアまで移動。 旅館が林立しているエリアでは今度はその中でどこに入るか迷ってしまう。さてどうするべと思っている所へ「旅人宿 旅館級設備」の文字が飛び込んできた。旅人宿は莊級旅館の下に来るレベルで私は今まで泊まったことがなかったのだが、もう22:00過ぎで後は寝るだけ、翌日は朝出発なので、同じショボい部屋に泊まるなら下のクラスにしてしまえというわけで入ってみた。ここも決して綺麗というわけではなかったが風呂付きで1万5000ウォン。普通旅人宿とは裏道にあってトイレ・シャワー共同で狭い部屋が独房のように並んでいるというイメージだったが、ここは看板に偽りなく設備は旅館級、料金のみ旅人宿級というわけで、特に先ほどの宿に比べるとかなりお得感があった。 翌日束草に向かうバスはネットhttp://www.chterminal.co.kr/でチェック済み。(余談だが本数の少ない区間では大雑把な運転間隔しかのっていない時刻表よりネットの力が大きいと実感) 朝早めのバスに乗ることにしたので早く寝ようと思ったのだがついテレビを色々見てしまう。
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