2006年11月 台湾旅行 | |||
プロローグと台中へ(このページ) | |||
台南へ |
プロローグと台中へ プロローグ 今回の旅行は台湾。台湾は13年前学生時代に自分の金と意志で行った二回目の海外旅行(中華圏へは初)で、当時完成したばかりの南廻り線も使って2週間かけて島を一周したことがある。それに加えてトランジットに毛が生えた程度の実質台北1日の滞在はした事はあるのだが、かなり久しぶり感が強い。 今回は珍しく二人旅。ネットで知り合い国内へは何度か旅行にも一緒に行っている、U氏との旅である。U氏にとっては今回が初の海外旅行。よって海外旅行とはなんぞやという手ほどきする旅でもある。行き先が台湾になったのもU氏の希望が私と一致したことによる。 航空券に関しては台湾は連休が絡むと格安券は跳ね上がるし予約も取りにくい。当初格安券をあたったが(マイルとの兼ね合いもあって)結局PEXを買った方がお得感があったため、今回私にとって初めてPEXを利用した。キャンセル待ちだった復路が購入期限が迫ってきてもなかなかOKにならずイライラしたが、期限の前日、キャンセル待ちしていた便より後の便(よって人気があるからキャンセル待ちの人数も多いと思っていた)に空席が出て急いで購入。行きはEVA航空運行の14:00の便、帰りはANAもといANK運行の15:45の便だ。
内側の通路側ではない席、しかも隣が席からあふれている太った奴という最悪の席に耐えて桃園国際空港に到着。つい最近まで中正空港だったのに改名したばかり。これに代表されるように、以前来たときと比べ、より非「中華民国」化が進んでいるように感じた。 普通二泊三日でしかも台湾、いや海外が初のU氏的には故宮博物院など台北を中心に見るのが普通だと思うのだが、歴史や近代建築が好きなU氏は台南に興味があるらしく、準備段階で台南に行くことにしていた。空港から台南へ向かうには桃園駅までバスで行ってそこから鉄道で行くことも考えたのだが、一気に台南まで行ってしまうと到着するのはかなり遅くなってしまうこと、途中の台中まではバスが頻発していること(乗り換えれば台南にもいけるのだが)、17時にゲートについてバスの切符売り場に着いたのが17:20だったのだが統聯客運の17:25発の台中行きがあったことなどにより、まず台中まで行くことにした。 台中到着 そうしてバスに乗り込んだのだが空港から高速に乗る段階から渋滞。このあとも断続的に渋滞した(後で分かったことだが金曜の夕方~が一番混むとのことでバスも高かったりする)ので台中駅前で降りたのは3時間後の20:30に到着。早速ライトアップされた美しい駅舎が迎えてくれる。ちょうど入線してきた台北方面から来た列車はかなり込んでいたので、列車を選択していたら席が取れなかったかもしれない。その様子を見て席を確保するべく、翌朝の台中→台南と台南→台北のきっぷを購入。
きっぷを確保したところで次は宿の確保。朝6:48発のきっぷを買ったこともあって駅から近いところが良いと思っているところ、駅前広場に面している所で客引きされた。面倒だった事もあって、いったんは受け流したもの部屋だけでも見てみるかということにした。1000元(4000円)で高いなとも思ったが、先述の通り面倒だったし、おんぼろながらも広いツインだったので、泊まることにした。あとで看板を見てみると富春大飯店とある。荷物を置いて早速町歩きスタート。 ぶらぶら歩いていると台中名物太陽餅のお店が並ぶ一角があったので着いて早々だが早速お土産を購入。二泊三日の旅行では見つけたときに買っておかないとお土産を買う時間もない・・・(しかし太陽餅は少なくとも職場のお土産としては不評だった)。やがて台中市政府が見えてきた。元台中州庁の煉瓦造りの建物は21:30という時間でも台中の昔の写真や生活用具などが展示されているホールを見学することが出来た。しかし駅といい、この市政府といい古い建物を大事にしかも上手く使っているなぁと感心。
市政府の裏手には古い日本家屋なんかも残っていて、日本が植民地としていた時代がそのまま保存されているような感じだ。しばらくウロウロする。夜の台中で取りあえず見るべきものは見たので後は食事だが、なぜかたまたま歩いていたコースには食べ物を出す店がない。セブンイレブンでコンビニフードかとも思ったが、やっと魯肉飯をだす屋台にありつけ幸せ一杯。あとで考えれば夜市に行けばよかったのだけど、面倒になっていたのだ。空腹を満たしたあとは道々木瓜(パパイヤ)牛乳をすすったり、おかわりとして今度は鶏肉絲飯を食べて、ネットカフェでネットをいじったりして23:00頃ホテルに到着。明日は早いので風呂浴びて早々に寝る。
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