LAXを経由してエルパソへ2012年の冬休みは迷ったあげくエルパソを起点にテキサス州とニューメキシコ州を回ることにした。とりあえずロスまでの往復航空券を買ったまでは良かったのだが、そこからどこに足を伸ばすか決めかね、ようやくエルパソを拠点とする決心を下した頃には買おうと思っていた航空券の事前購入割引期間が切れ非常に悔しい思いをした。 なにはともあれ、羽田発のANA便でいざロスへ出発！前年修行をしてプラチナステイタスを得ていたので、プレミアエコノミーをあてがわれよく眠れた。
ロス到着後の入国審査。イエメンに短期間に2回（しかも一回あたり短期間）行っていることを疑われた。しかもお前がアルカイダではないことを証明しろという。そんな、事実ではないことを証明なんてできないよ！。以前シリアに入国したことをとがめられ、別室送りになって1時間足留めされたことが頭をよぎったが、日本大使館に勤める友人を訪ねたことにしてなんとか通過できた。 エルパソまでの便の出発まではかなり時間があったが町に出るような冒険はせず、制限エリア外にあるreLAXラウンジでのんびりして時間を過ごす。エルパソまではアメリカン航空を利用。運行はローカル部門のアメリカン・イーグル。飛行機も小さいし待合室も学校の仮設教室みたいなところだが、いよいよローカルな所へ行くという雰囲気は盛り上がった。
エルパソ到着 2時間ほどのフライトでテキサス州エルパソの到着。ハーツのカウンターで手続きすると車種は日本車2種とシェボレーから選べたので、折角なのでアメ車のシェボレーを選択。走行距離2マイルのディーラーから届けられたばかりの新車で気持ちがよい！ 荷物を積んでいざ出発。普通アメリカの大きな空港だとレンタカー施設から出るときに料金所みたいなところでチェックされるのだが、ここは空港前の駐車場からそのまま町中へ出るシステムだった。なんかいきなり町中に放り出された感じでおそるおそる運転。1日あたりの運転距離を分散させたかったので、初日の宿は空港から1時間40分の距離のVan Hornという町に宿を取ったため、まずはそこまでたどり着かなくてはならない。
直ぐ向かえば良かったのだが、高速を走る前に慣らし運転をしたかったのと、エルパソおよび国境の向こうのシウダー・ファレスの夜景が見たく、展望台のあるシーニックドライブに行こうと思ったのだが、入り口が住宅地の中にあり、みつけるのに1時間ほど無駄にしてしまった。 しかしそこからの夜景は素晴らしかった！私が見たことのある夜景でも1，2を争う位美しく感じた。しばらくたたずんだ後、Van Hornへ向かう。エルパソ市内から高速道路のインターステーツ10を東へ。I-10はエルパソ市外を出てしまうと本当なにもなく真っ暗。予定よりかなり遅くなってしまった。睡魔に襲われないよう大声で歌いながら運転。目的のVan Hornまで半分くらい来たところで検問があり渋滞。いざ自分の順番がくると緊張する。“Are you US citizen?”と聞かれはじめ、LAXでの入国審査の時ほどではなかったが矢継ぎ早に色々質問される。無事通過できたときはホッとした。 検問を過ぎると宿泊地Van Hornまでの残りマイル数をカウントダウンしながら運転。エルパソとは時差が1時間あることもあり、ようやく到着したのは現地時間の3時頃。モーテルのフロントはしまっていたがドアベルならして開けて貰い無事チェックイン。荷物だけ部屋に引き込んで眠りについた。
 １日目のルート：Aが出発地エルパソ空港、Bがシーニックドライブ、Cが宿泊地Van Horn。メキシコとの国境沿いを進む。一番接近したあたりで検問あり。 |
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