麗水市内を散策
麗水駅についたものの、時間は早朝4:30を回ったところ。麗水の観光地としては日の出を見る名所や、リヤス式海岸の絶景を眺めるところがあげられるのだが、あいにく霧がかかっているので町歩きをすることにする。商店街や港は静まりかえっており、下手に写真なんか撮っていると間諜(スパイ)通報されないか不安になる。しかしさすが、水産市場はこの時間から活気にあふれている。 |
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未明の霧に煙る麗水駅に到着した列車。 |
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さすがに一般商店街は人通りもなくひっそり |
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半島最南端の港 |
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静かな街に突如現れる魚市場。活気に圧倒されてしまいそうな雰囲気。 |
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冷凍魚もあれば・・・ |
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道路に直にぶちまけられピチピチ跳ねる魚も・・・ |
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桶に入れられたナクチ(タコ) |
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ようやく明るくなってきた港 |
水産市場からしばらく歩いたところには伝統的な市場が有って、露店が並び、野菜などの食料品からキムチの甕まで売られている。6時台とまだ朝早いのに結構賑わっていた。ウロウロ歩き回ったお陰と、気温の割にムシムシと湿気が高く汗ばんでしまったので、たまたま目に入った沐浴湯(銭湯)に入った。昨晩も夜行だったし、その前もシャワーをさっと浴びただけだったので、温泉とかではない普通の銭湯ではあるが、ここではゆっくり長湯を楽しんだ。
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メインストリートから川沿いの道にかけて市場が広がる |
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これぞ韓国の市場と言った感じの市場。 |
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彩りが美しい惣菜屋の店頭 |
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朝食に食べたウナギの切り身のスープの「チャンオタン」。辛いスープが淡泊な肉とマッチして絶品! |
全州へ移動
銭湯でさっぱりし、地元のおじさんに混じって風呂上がりに脱衣所でジュースを飲んだ(これが気持ちイイ!)あとは、沿岸フェリーターミナル前の食堂街で麗水名物らしいウナギのスープ、チャンオタンを食した。これがまた麗水まで来た甲斐があったと思わせるほど絶品だった。
さてもともと今回は麗水は時間調整というか、夜行列車の関係で訪れたようなものだったのでこの辺にして、8:00発のセマウル号で全州に向かう。しばらくはいかにもローカル線といった風情(京釜線のような幹線と比べても韓屋の民家が目立つなど)でのんびり走るが、途中順天を過ぎたあたりから線路を新しく敷き直したらしく、新幹線スタイルというか地形を突っ切るトンネルや高架が多くなり、車窓はやや味気なくなってしまった。2時間で全州着。
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麗水駅駅舎 |
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KTXの登場で京釜線や湖南線では看板列車の座を降りたセマウル号も全羅線ではエースとしてまだまだ君臨 |
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韓国でも珍しくなった食堂車もしっかり営業。 |
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