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2008年9月 (お久な)シンガポール・マレーシア弾丸旅行
プロローグと一日目(このページ)
二日目その1
二日目その2
二日目その3(国境を越えてマレーシアへ)
二日目その4 (ラーキンスタジアムとジョホールバル)
二日目その5、帰国

プロローグと一日目

どこかの三連休、どこかへ行こうと漠然と考えていた時、ひょんなことから海外にはまだ行ったことないMg氏と旅行に行こうということになった。Mg氏のリクエストはシンガポールということで目的地決定。ステキな野郎二人旅である(笑)シンガポールは以前両親が駐在員として赴任していた頃は良く行っていたのだが、気がつくと目的地としては2000年以来なので随分久しぶりである。

航空券はUAを確保。TAX,サーチャージ、週末料金込みオールイン料金で6万を切った水準。UAだと深夜着早朝帰りのスケジュールのため、三連休で行っても実質中1日しか使えないのがネックでは有るが、どうせ早い便でもシンガポールは到着が夕方になってしまいあまり観光は出来ないから大差ない・・・

宿はネットで取れるもっとも安い所ということでフレグランスホテル(Fragrance Hotel)に決定・・・旅慣れた方ならこれで分かると思うが赤線地帯のゲイランにあるホテルだ。チェーンでRubyだのDiamondだの店舗が多数有る中 Crystalを選択。

チェックイン時自動チェックイン機で私自身はチェックイン出来たのだが、同行のMg氏は同じ予約記録にもかかわらずシカゴへ行くことになっている!どうやら日本人の名前の中でもありふれたと言ったら失礼だが、良くありそうな苗字と名前の組み合わせのMg氏は同姓同名の乗客がいたらしく、コンピュータが誤認防止のためガードをかけているようだ。結局有人カウンターで無事シカゴではなくシンガポール行きの搭乗券を受取り、いざ機内へ。

成田発のアジア便を大幅に縮小してしまっているUAだが、シンガポール便は健在。クルーはシンガポールベースがメインで、早口なのに文章の最後が伸びるシングリッシュアクセントのアナウンスが旅の気分を盛り上げてくれる

UAの777でいざシンガポールへ 天井が高く明るい印象となったターミナル3に到着。エスカレータを降りたところがイミグレエリア

約7時間のフライトでシンガポールには23:45に到着。幸いいつも体験する、空港ターミナル出た瞬間にむわっと蒸し暑い感じはなく涼しい。両替やトイレを済ませたあとタクシーでホテルへ移動。空港から市内へ向かうECP(East Coast Parkway)の緑に覆われた景色が美しい(当然夜なので街灯に照らされた景色では有るが)。普通のシンガポールの景色の中を進み宿に到着。ホテルの部屋自体はやや狭いものの必要十分といったといったところ。
Fragrance Hotel Crystal フレグランスホテル クリスタルの客室
フレグランスホテル クリスタルの外観。赤線地帯にあるもののホテルの建物そのものは普通(使い方までは・・・だが) Fragrance Hotel Crystalの部屋

この時点で深夜0:30を回っていたが、外へ繰り出す。目指すはドリアン。ホテルは「普通」の通りから入った角にあったため、来るときは気がつかないのだが駅の方向への一角ははっきりとした赤線地帯でその方面の女性が目立つ。一方大通りに出るとこの時間でも食事をしている人が沢山いてまさに不夜城の様相である。そんな一角を抜けてドリアン屋にたどり着いた。

選んで割ってもらうのも良いのだが、既に割ってあるものを選んで食べる。ねっとりと甘くて最高!しかしMg氏は口に合わないようで、それしか食べなくては味も分からぬだろうな位ほんの少ししか食べない。もったいないのにと思いながらも平らげた。ホテルに戻るには当然また赤線地帯を通らなければならない。明らかに怪しげな構えをした民家のような建物で「営業」しているものから身も蓋もなく路上で陳列しているスタイルまでいろいろな形態がある。

正直ホテルに戻ってきた時はホッとしてしまった。海外自体が初めてのMg氏には、町の様子といいドリアンといい刺激が強すぎたようだ。特にシンガポールと言えば中学校の英語の教科書で習った「ゴミを捨てたら罰金なきれいな町」というイメージからは相当ギャップがあったこともありぐったりと疲れた様子。次の日は8時頃起きることにして2時頃就寝。

駅と反対側の通りは普通の顔だがその北側の1ブロックだけは別世界 エリアを抜けたところでは真夜中でも飲食店は大賑わい
ドリアンはその臭いゆえ専門店で食べる きれいに並べられたドリアン達
ドリアン満喫! コンビニに寄って飲み物調達
怪しげなその方面の店 その方面の職業の方も沢山並んでいると失礼ながら売られるのを待っている家畜のような印象



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