韓国発券、今回はJLを手配する
今年のGW、長く休めた方もいらっしゃったみたいだが、私はカレンダー通り・・・竹島問題やノムヒョン大統領の訳の分からない反日政策によって不穏な動きがあった韓国だが、ソウル無限ループを続けるべく、昨年に引き続き私は韓国に行くことにした。今回は往きは前回の復路のANAをそのまま使うのだが、帰りをどうしようか悩んだ。
ANAの成田便は以前の夕方発から午後一発に時間が繰り上がった上、前の値段では3ヶ月しか有効ではなくなった。したがって1年OPENの値段は夕方便に乗れるJALと比べて割安感が相対的に薄れた印象があり、今回の帰りはJALで手配することにした。4月29日の成田第二ターミナルは出国ラッシュのピーク!チェックイン自体は荷物なしカウンターですぐ済んだがハイジャック検査の列がターミナルの建物の幅より長く、折り返しになっているほど・・・こんなに長い列は初めて見た。結局ハイジャック検査を終えるのに並び初めてから1時間もかかってしまった。第二ターミナルは日系航空会社が主に使っていることもあり、午前中が一番混む。一方第一は米系がメインなので夕方混む。ターミナルの分け方を工夫すれば余計なストレスが貯まらないのに、何とかして欲しいものである。
結局お決まりのYahoo!Cafeでネットする時間もあまりとれず、沖止めなので(いつもの通り最終)バスに乗り込む。機材はA320。どちらかというと国内線のセミローカル線で活躍しているというイメージの機材だが、案の定「小さい!」と驚く声があがる。小さい機材だから目の前の短い方の暫定滑走路から飛ぶのかと思ったら、延々長い方の滑走路まで行ってそこから離陸。富士山は見えたものの雲が多くて下界は見えず、配られた軽食(いつも通り貧弱ではあったがサンドイッチに挟まっていたハンバーグはボリュームがあって、まだマシに感じた)を食べると昨夜は2時間ほどしか寝ていなかったこともあって、昏睡状態に入る。(これもいつものパターンだ)インチョン空港には定刻30分ほど遅れて到着したものの、スポットの空きを待っているということで、20分ほどそのまま待つ。すると同じANAのA320がスピードを出してすれ違っていった。中部から飛んできて成田へ向かう機材。恐らく中部の出発が混雑で遅れて、そのままゲートを占有していたため、こちらが待たされたのであろう。
韓国内の移動は出発直前まで散々迷ったのだが、取りあえず今夜はソウルから夜行列車で半島最南端の麗水まで行って、引き返してくることにした。早速空港到着ロビーの国鉄窓口でHPで予約しておいた鉄道の切符を購入、航空券はロッテホテルのJCBプラザで引き替えるので、直接ロッテホテルに横付けするKALリムジンに乗る。これで前回訪韓時と比べてだいぶ無駄な動きをしなくて済んだ。空港からソウル市内へ向かう高速道路の脇では空港アクセス鉄道の建設がだいぶ進んでいて、既に一部の区間では枕木を敷いていたり架線の支柱が立っていたりしていた。
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ハイジャック審査を受ける長蛇の列・・・これが手前側にずーと伸び、ロビーの端までいって折り返しになっている。恐るべしGW! |
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出るだけマシと言うべきかもしれないが、もう少し何とかして欲しい、いつものボックスミール。但し今回はサンドイッチに挟まれたハンバーグでボリューム不足をカバー。 |
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建設が進む空港アクセス鉄道 |
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中央車線に設けられたバスレーン。この区間ではかなり効果有りと感じた。 |
ソウル到着
KALリムジンは合井(ハプジョン)で一般道に入り、しばらく行って道路中央に設けられたバスレーンを走る。前回訪韓時乗ったバスはいずれもこの種のレーンを短い距離しか走らなかったので、あまり効果が分からなかったが、今回は本格的に走行する。バスレーンが始まる手前で車線が減る形になるのでやや渋滞が起こるものの、いざバスレーンが始まるとノロノロ運転の一般車線を尻目に快走する。延世大学校の前あたりは昔は渋滞が激しかったのだが、あっという間に過ぎた。最初この方式の導入を聞いたときはバス同士で抜き合うような韓国では果たしてメリットあるのか疑問に思っていたものの、なるほどこれ位道路が渋滞するような道なら、かなり導入の効果があると納得。2週間後に控えた旧暦の釈迦誕生祭のオブジェが回る市庁前広場を経てロッテホテル到着。無事帰りのチケットを引き替える。
ソウル市内を散策
ロッテホテルを出て、いざ街歩き開始!と勇んで出かけたものの、道を渡るために乙支路入口の地下道に下りると早速「独島募金」なるキャンペーンをやっていて完全アウェーの地で有ることを思い知らされる。他にも例えば商店の窓ガラスに「独島は我が領土」なんてステッカーや横断幕のようなものが貼られているのが散見される。竹島/独島は、独特な島影をしている。シルエットだけで島の名前が出てくるのはこの島くらいだろう。日本人が富士山を山影のシルエットだけで識別できるように、韓国の人たちはあの島影だけでナショナリズムを刺激されるのであろう。最初は日本人と分からないよう、目立たないように気を使う必要有りかなと緊張したが、結局そのうち慣れてしまったし、幸い今回の旅行で不愉快な目にあったりはしなかった。
さて、本日はとんびさんのサイトのオフ会に参加することになっている。18:30に鍾路(チョンノ)で待ち合わせなので、鍾路から徒歩圏内を回ることにする。まずは韓国観光公社に寄って情報収集。今回の旅行で観戦予定の韓国プロ野球の選手名鑑がゲット出来たのは大きかった。他にネットで成田で時間切れで見れなかった情報をチェック。その後仁寺洞から安国駅方面へ古い建物や街並みを楽しみながら移動。
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市庁前広場。白象に乗る仏陀のオブジェ |
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旧朝鮮商業銀行現ウリ銀行鍾路支店 |
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あとは水さえ流れればかなり川らしくなってきた清渓川復元工事 |
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農協鍾路支店。元朝鮮日報社屋 |
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